環境

このドキュメントでは以下環境を想定しています。

  • WildFly Swarm 2017.1.1
  • JDK 8
  • Maven 3.3.9
  • PostgreSQL 9.6.1
  • Keycloak 2.1.0.Final
  • Docker 1.12.3
  • Docker Compose 1.9.0

とりあえず最低限 JDK 8 をインストールしておいていただければ、Hello World はすぐに試せます。

OS はなんでもよいですが、筆者は Linux(Fedora) で動作確認しています。ビルド時などコマンドを実行する必要がありますが、Windows な方は適宜読み替えていただければと。すみません。

Maven

本資料はビルドツールとして Maven を利用します。Maven Wrapper 込みの雛形のプロジェクトを用意してありますので、Maven を個別でインストールする必要はありません。

Maven Warpper でなく、ご自身でインストールした Maven を利用したい場合は、最新バージョン(少なくとも 3.2.5 以上)の利用を推奨します。また、IDE 経由でビルドする場合、デフォルトで利用されるバンドルされた Maven のバージョンが古いことがあるのでご注意ください。

Maven のバージョンが低いと以下の問題が発生します。

SWARM-24: error packaging project: java.lang.NoClassDefFoundError: org/eclipse/aether/RepositorySystemSession

Gradle

Gradle でやりたいぜ、という方は以下ドキュメントやサンプルを参考ください。ただし、現状あまり Gradle についてはサポートされていないようです。。

Docker

Docker のセットアップについては下記公式サイトや日本語化プロジェクト、各種 Web 情報をご覧ください。

Docker セットアップ後は sudo なしで docker コマンドが叩けるよう、ユーザを docker グループに入れておくと便利です。

ハンズオン向け事前準備

本資料は基本的に独習可能なものを目指していますが、ハンズオンなどワークショップでもお使いいただけます(利用にあたって筆者に事前許諾は不要です)。

インストールするもの

事前に以下のものを PC にインストールしてください。

ライブラリのインストールおよび Docker イメージの pull

WildFly Swarm は非常に多くのライブラリからなるため、 ハンズオン中には最低限のダウンロードで済むよう、事前に一通りウォームアップしていただければと思います。 また、同様に Docker イメージの pull も実施ください。

以下を実施いただくと、一通り必要な資材がダウンロードされます。

まず、適当なディレクトリにハンズオン用の資料をダウンロードし展開後、docker ディレクトリに移動します。

$ curl -sL https://github.com/emag/wildfly-swarm-tour/archive/2017.1.1.zip -o /tmp/wildfly-swarm-tour.zip \
  && unzip -q /tmp/wildfly-swarm-tour.zip -d /tmp/ \
  && cd /tmp/wildfly-swarm-tour-2017.1.1/code/docker/

必要なライブラリのインストール及び、Docker イメージの一部を pull します(その1)。

$ ./mvnw clean package && docker build -t test/lifelog . && docker rmi -f test/lifelog

必要なライブラリのインストール及び、Docker イメージの一部を pull します(その2)。

$ ./mvnw clean verify \
  -Dswarm.project.stage.file=file://`pwd`/project-stages.yml \
  -Dswarm.project.stage=it \
  -Dauth.url=http://localhost:28080/auth \
  -Pit

これで準備は完了です。

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